2017年9月7日木曜日

JAPAN 1974-1984/光と影のバンド全史

高校〜大学時代どれほど影響されたことか、このバンドに。20代のようやく後半から「同じ David でも、Byrne」となったものの、それまではもう Sylvian が神様みたいなもので。自分が作る曲なんかでも、歌い方も含め(当社比)さんざん真似してました。Robert Fripp とやった「The First Day」くらいまで。

そんな遠い昔話のはずが、今になってまた『JAPAN 1974-1984/光と影のバンド全史』なんての出るから、もういいじゃんと思いつつ、つい買ってしまった。で、興味本位に読み始めたら意外にこれ、ひとつまえのブログ記事「ロック・バンドの売り出し方」の実践編といった感じで、おもしろくて。





何ページ目だったか、「失業した美容師のための音楽」とはナルホド(今となっては)上手いこと言うなぁ、と。そもそも、たいして音楽的な内容もないうちからメンバー念入りに化粧だけはしていて、おかげでイギリス本国では閑散としたギグをおこなっていた時期に、なんと日本では女の子たちがキャーキャー騒ぐ、いきなり武道館。

ホモセクシャルでもゲイでもなく、単にそういう美意識だったわけで当人たち。David Sylvian(以下、デビシルと略)の「世界一、美しい男」っていうのも考えてみれば、かなり恥ずかしい賛辞には違いない。しかし、やがてデュラン・デュランなどのフォロワーや「ニュー・ロマンティック」ブームがあとに続くとしたら、女々しいだの何だのさんざんバカにされた JAPAN の初期から中期も、ムダではなかったと。やり続けた図々しさも立派ですが。

日本のしかし武道館がなければ、つまりその予想外な収益がなければ、それ以降の JAPAN があったかどうか。そもそも、たいして実力もない彼らをレコード会社にどうにか売り込んだマネージャーの頭の中のこと、そして、本人たちには不本意だったとしても(ならば、なぜバッチリ化粧する?)日本のミーハー・ファンたちの大貢献について。奇しくも JAPAN なんて名前がそもそも……アートを結果的に支えることになるヒト、モノ、カネ、のじつに不思議な縁。


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外向きなパンクとは逆の、引きこもり系。そのくせ、アーティスト気取りだけは当初から人一倍という、いわば「困った人たち」。社会的なメッセージもなく、イメージやスタイルのみ。音楽雑誌がイライラして、けなす気持ちも今なら理解できる。

しかし、昨今の時代状況との比較でいうなら、引きこもって自己評価をどんどん下げて自滅していく(あるいは、傷を舐め合う弱者の群れに堕していく)連中に比べれば、無根拠とはいえ「困った人たち」のプライドの高さはまだ、何かを生み出す可能性がある? いや内省的なアーティスト気取りって個人的には、20代の半ばに死ぬほど(当社比)勉強してから一転、堪え難いものになったけど。

とにかく。絶対に化粧をやめなかった JAPAN の頑固さ、実際の知性はともかくとして(?)美くしくあろうとすることで、何と言われようが自己評価だけは断じて下げなかった彼らの図々しさが、やがて本当に時代を動かすようなものを作り出してしまったという、この流れ。妙な教訓がここには何かあるような気がする。それこそ女性が美しくあることにも似た? 異性に媚びるっていうのとは違うよね、これ。

インテリジェントだとは思わないけど、とにかくアートとしてその “質感” においては本当に、見事な達成があったと思います、結果的に。特に JAPAN「TIN DRUM」から、デビシル関係のソロも含めた何枚かにかけて(それ以降はフォローしてないので分かんないけど)……すべて表層といえば表層、あくまで質感/肌触りの話にすぎないにしても!


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で、ヒト、モノ、カネ、のこと。作曲者としてクレジットされるのが当初からデビシルのみで、権利関係の契約もそれに基づき他のメンバーと違っていたり、名実ともに有名になってからのワールド・ツアーのギャラが全員、思いのほか少なかったり。興味深い話がいろいろ。観客動員が見込めない時期、つまりカネにならない時期にとっては大した問題でないことも、売れるバンドになってからは大違い。

それこそ、カネにならない時期から面倒みていたマネージャーや、レコード会社の言い分もあるには違いない。あれだけバッチリ化粧していながらサービス精神なく、プロモーション・ビデオにもライブ・パフォーマンスにも、あんまり凝らない/凝れないだとか。下手くそな頃からレコーディングには命をかけるものの、商売的なところには無頓着だとか。

それが「カリスマ性」にたまたま見えたとしても、やはり基本、いい気なもんだと思います。というか不器用なんだと思う、連中。他人事じゃないけどさ。ミックは別か? 本当に変なバンド。それが、たまたま日本のミーハー・ファン(私も末席ながら)などにも支えられながらバンド=ビジネスとして持続し、思わぬ進化を遂げていく様子。何がさいわいするか分からないもので。


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バカ(1985年頃?)
その内省的なアーティスト気取りを真似したバカ(私)の青春時代の思い出はともかくとして、今ひょっとして学ぶべき/再考すべきことがあるしたら、ある図々しさについて、つまり美しくあろうとした彼らの化粧=頑固さについて、かと。

ある種のプライドと心意気ってことね、要するに。多様性の時代なりの。上の記事(↑)真ん中へん参照。あのー、言っときますけど YMO 周辺とか男でもみんな化粧したんですから、この頃は。

ちょっとでも動け、さらに歴史!


2017年8月26日土曜日

ロック・バンドの売り出し方

いろんな人や自分の参考になるかしらんと、John Farndon『So, You Think You're Clever?』から、このあいだ読んで以来どうしても頭から離れないこの一章「How would you market a rock band?」を抄訳しました。初版は2014年。あくまで清水による編集と一部意訳も含む、抄訳ね。以下(↓)全部 p.18 - 24より。



二世紀前に産業革命が世界に転がり込んできたとき、ビジネスは、製品についてのことだった。(中略)しかし1930年代には、あまりにも多くの製品が世の中にあふれだし、競争に勝つためにビジネスは、そとに出て売れ!売れ!売れ!と。そして今日、多くの選択肢と情報によって顧客はどんどん弁別され、ビジネスにおいてはマーケティングが王様となった。

私のような物書きでさえ、マーケティングの狂乱のなかに引きずり込まれ、いまや出版社が望むのは本質的に、偉大な本 book ではなく偉大なフック hook なのだ。

したがって、私が最初にしなければいけないことは、このバンドの hook を、つまり彼らの Unique Selling Point を、ハッキリさせること。


全員女性のメタル・バンド「Cleaners」をまず「Night Shift Zombies」と改名し、目指すは、彼女らと同じ夜間の掃除スタッフや低賃金アルバイトを、ちょっとクールにすること。顧客層もここに、ニッチだが総数はデカイここに絞り込む。
ブランド構築がキーとなる。「製品開発」つまり、まず彼女らの見た目と衣装をデベロップすること。信憑性を保つべく、わざとらしくなりすぎないように。友人のスタイリストに頼んで、グラムで、ちょっとだけ悪魔っぽい掃除スタッフにする。そして、深夜のオフィスでの写真撮影。 
ロック・バンドのアピールは部族的だ。世の中の、多くの夜間アルバイトが彼女たちに共感し「そう、これは本当にやりたいことでなく、どうでもいい仕事だけど、ちょっと私たちってクール……」となるように。ユーモアも重要だ。


以上が、マーケッター言うところの「solution」つまり、ある特定市場ニーズに的を絞り、そこにフィットするよう製品をつくり込むこと。そして次にやらなくてはいけない三つが、マーケティング理論で言う「information」=人に伝えること、「value」=顧客に対してそれがもつ価値、そして「access」=いつ、どこで人々にそのバンドの音楽を聴かせるか、だ。

ちなみに上の(↑)4つは SIVA というアクロニムで呼ばれ、そういった略語の例では 1960年の Jerome McCarthy による 4P(product、price、place、promotion)や、それを Robert Lauterborn が1990年にアップデートした 4C(consumer、cost、communication、convenience)が有名。Lauterborn は、顧客が、製品のたんに値段だけを考えるのではなく、それにアクセスするためのコストや、クールでないものを買うときのイメージ・コスト、地球環境に有害なものへの心理コストなども考えるのだと主張。SIVAはその後の、インターネットが当たり前となった時代の懐疑的な顧客に向けた、よりソフトでインタラクティブな種類のマーケティングに重点を置く。


ロック・バンドにとって、お金が儲かることは長期的ゴールであり(したがって value はまだそれほど気にしない)まず何よりフォロワーを増やすこと。それをお金に換えるのは後だ。なので、solution の次は、information と access。その多くはインターネットを通じて為されることになるが、従来の方法も忘れないように。 
Tシャツやバッジやステッカーなどの従来メディアは、瞬時に切り替わるインターネット画面には出来ない宣伝をやってのける。例えば、クールな女性あるいは男性が、バンド名の入った目立つTシャツを着て街を歩いてたら、関心は否応なく高まるだろう。 
そしてインターネット。バンド初期においては、SNSよりも E-mailアドレスのほうが重要だ。私はバンド用にまず、何十人かのコア・サポーターを確保する必要がある。その友人や、友人の友人へとボールが転がっていくスタート地点として。ネット上のトラフィックが持続し、そして徐々にエスカレートしていくように。


同様に重要なのは、バンド「Night Shift Zombies」に特別な関心をもってくれそうなメディアやサイトにちゃんと、ねらいを定めること。blanket marketing で時間をムダにするよりも。私なら、これはと思うブロガーや、サイトや、ラジオ局にアプローチし、個人的にまず良い関係を築く。かれらが実際にバンドを聴いたり、音楽をかけてくれたりするように。今日のマーケティングとは、顧客や興味をもってくれた集団との、まずは個人的な関係なのだ。

そして、ライブ・ギグが重要になってくる。なぜなら、これがファンたちの基点となり、また一般の人々へのニュースも継続的に提供するからだ。

もちろん、YouTube 映像は抜きん出て効果的なマーケティング・ツールだ。かならずしもお金がかかっている必要はないが、日々アップロードされる星の数ほどの映像のなかで、インパクトをもってパッとそれと分かられる必要はある。そして、


私は、ビデオ撮影をイベントにしようと思う。長時間使用できるオフィスを見つけ、夜間、出来るだけ多くの掃除スタッフの格好をしたファンをまえに、バンドにギグをやらせて撮るのだ。 
曲は、ユーモアのあるやつ。そして編集でそれをさらに強調する。より広くへ伝播するコツが、これだ。 
すべての掃除会社や夜間アルバイトの関係会社に連絡し、Gumtree みたいなものにも「掃除スタッフ募集」の広告を出し、ビデオ撮影への参加者を募る。そして、あらゆるメディアにプレス・リリースを打ち、このイベントを告知する。


以上。あとは運まかせ。もしラッキーなら半世紀後、人々は2010年代を、Night Shift Zombies の時代として回想するだろう。ローリング・ストーンズにとっての1960年代のように。





2017年8月18日金曜日

お暑うございます。裸婦27th

はだかで夕涼みってか。夏っぽいっちゃ夏っぽい? 「Beginner's Luck」で一区切りして以来、ずいぶんペースがゆっくりになった Figure Study(裸婦)の、27点目。今回は背後から。P12号キャンバスに油彩。地元の大垣市スイトピアセンターにて 2時間半 x 3回。習作ということで、まぁ。




スイトピアセンターは 8月6日が最終日だったんですが、その後バタバタで結局、今日(8月18日)まで手を入れられず。気になっていたところを先ほどようやく少し直して、打ち止め。おわり!

「具象と抽象のあいだ」だとか言われますが、あのー、写実(具象)ですから本人的には、これでも。見えたままを写そうと、いつだって必死。しかし正直、まぁ、後になって見ると自分でも「なに描いてるんだ?」と思うところありますが。とりあえず背景は、さすがに現場でそこまで描ききれない(時間ない)ための苦肉の策ね。


2017年8月5日土曜日

欠乏についてのメモ

机のまえにホワイトボード設置しToDoリスト書き出すようになったのが今年の3月で、何年ぶりかに手帳を買ったのが 5月。どうしちゃったんだろうと思いますな、オレ。要するにスマートフォンに決まった予定は入れられるのに、未定の「すべき」予定を書き込めないことに困り果て。本来、PDCAや効率や自己啓発云々のビジネス話、まったく興味ない(信用してない)んだけど。

ひさびさのハヤカワ・ノンフィクション文庫、S.  ムッライナタン& E. シャフィール『いつも「時間がない」あなたに……欠乏の行動経済学』を本屋でふと手に取って、そのまま数日間ハマりました。ビジネス書でなく学術書。やなタイトルですが日本版(原書はズバリ『SCARCITY 欠乏』とのこと)。何はともあれ自分の無意識に、いつもながら感謝。

へたに要約/構成すると、つまらない話になりそうだったので(ちなみに著者お二人はハーバードとプリンストンのスター研究者だそうで、「心配ごとが悪循環を生む」みたいなベタな話に短絡させてしまっちゃ元も子もなく)以下、ゴロッと抜き書きのまま。



処理能力


欠乏はそもそも、重大な心配ごとが連続発生するものである。どこにでも誰にでも起こりうる夫婦げんかとちがって、お金や時間にまつわる心配ごとは、貧しい人や忙しい人の周りに群がって、めったに消えない。(p97)

人は自分の持っているもの(時間、お金、摂取できるカロリーなど)がごくわずかしかないと考えるとき、欠乏の物理的な意味に重点を置く。遊ぶ時間が少ないとか、使えるお金が少ない、と。処理能力への負荷という問題があることからして、別の、おそらくもっと重大な不足があると考えるべきだろう。(中略)まぬけになる。衝動的になる。使える処理能力が減り、少ない流動性知能と実行制御力で、なんとかやっていかなくてはならない……生きるのはさらに大変になる。(p101)

「処理能力」という包括的用語を使って、精神機能の二つの主要な関連する要素を指すことにする。(中略)第一は一般に「認知能力」と呼ばれるもので(中略)第二は「実行制御力」(p75)/同じ人でも、欠乏に気を取られているときのほうがそうでないときよりIQが低くなる(p82)/自制心は実行制御力に大きく依存している(p84)

欠乏による負荷をかけられた頭脳は、もともと無能な頭脳と勘ちがいされやすい。(中略)まったく逆だ。誰しも貧しくなると、有効な処理能力が落ちるのだ(p101)



近視眼の功罪


欠乏も人をエキスパートにする……「荷づくり」のエキスパートだ(p140)/要するに、貧しい人は1ドルの価値のエキスパートである(p142)/彼らは1ドルを有効に活用する。お金の価値のエキスパートになる。この専門知識のおかげで、ある種の状況では彼らは合理的に見え、矛盾しない傾向になる。しかしこの局所的な専門知識は足かせにもなる。(p155)

人は重要でしかも期限がすぐ来る課題に取り組むとき、爆発的に生産性が上がる。(中略)その一方で多忙な人は “重要だが緊急でない” 課題をほったらかす(p173)


一生懸命やろうとしすぎていることに気づく(p203)/欠乏に集中しすぎること(p204)/大事だと思うとうまくいかない(p204)/無意識にやった“ほうが”うまい(p206)/ダイエットが難しいのは、まさに本人が避けようとしていることに心が集中してしまうから(p209)

スラックがほとんどなければ、失敗する余地がほとんどない。そして処理能力が低下していると失敗しやすい。(p126)



スラック


スラックはたんなる非効率ではなく、心のぜいたくでもある。豊かであれば、より多くの品物を買えるだけではない。ぞんざいに荷づくりをするぜいたく、考えなくていいぜいたく、そしてまちがいを気にしないぜいたくが許される。ヘンリー・デイヴィッド・ソローが言うように、「人の豊かさは気にしないでいられるものの数に比例する」(p130)

お金にしろ、時間にしろ、摂取できるカロリーにしろ、スラックがあれば選ばないというぜいたくができる。「両方いただくわ」と言える。ミルトン・フリードマンが理想とする「選択の自由」に反して、スラックは選択 “しない” 自由を与えてくれる。(p121)

アシスタントは「十分活用されていない」からこそ、セント・ジョンズの例の空き部屋と同様、貴重な存在だったのだ。(p263)

1980年代が無駄を削ることの効果に関する教訓だったとすれば、2000年代は近視眼的経営の危険性に関する教訓だった。この二つはおそらくつながっていただろう。無駄を削りすぎ、スラックを取り除きすぎると、残るのは今日の収支を合わせるためにつけを将来に回す経営者である。(p266)



欠乏に合わせた設計


まちがいが高くつき、失敗する可能性が高いのなら、欠乏に際して人は慎重になるのではないだろうか? 言うは易し行うは難し、である。(中略)まちがいの多くは不注意から生じるのではなく、人の精神機能に深く根ざしている。努力と注意だけでは、計画錯誤はなくならないし、頭にないことを思い出すことはできないし、あらゆる誘惑に抗う鉄の意志は身につかない。(p125)

貧しいふりをするのは至難の業である。自分で自分をくすぐることができないのと同じで、締め切りがあるふりをして、自分をごまかして一生懸命働くのは非常に難しい。(p46)

まちがわないこと、あるいは行動を改めることを要求する代わりに、コックピットを設計し直すこと(p242)

将来いつか状況がもっと楽になったときに賢明な判断を下そうと計画していても、現実には、その将来が巡ってきて再び状況が厳しければ、あなたは賢明な判断を下さないかもしれない。だから、賢く先手を打ってつなげておこう。(p301)


貯金は重要だが緊急ではない課題であり、ほとんどいつもトンネルの外に出てしまう(p287)/手術室をひとつ使わずに空けておく(p257)/欠乏に直面したとき、スラックは必要不可欠である(p264)/「衝動貯金」(p291)/心がけを必要とする行為を、できるだけ一回限りの行為(清水注:あとは、ほったらかし)に変えること(p297)




以上、たしかに、と思ったり、ホントかよ、と思ったりしながら読了。お利口だけではどうしようもない、ということを真のインテリであればあるほど痛感しているはず。なだけに、例えば「バカ」や「ヤケクソ」の可能性を、いわゆるビジネス話っぽい優等生的お利口さから、どう救済・保護しつつ、批判するか。わたし的には、やはり、再度ひとつだけ引用するなら p130の(↓)これかな。合掌。


考えなくていいぜいたく、そしてまちがいを気にしないぜいたく(中略)。ヘンリー・デイヴィッド・ソローが言うように、

「人の豊かさは気にしないでいられるものの数に比例する」





2017年7月26日水曜日

夢日記

おとといはトヨタ本社で自分の特許案件をプレゼンしてる夢をみて、ゆうべは(↓)こんなの。まぁ、みるのは勝手。夢なのでまったく信憑性ないけど、ちょっと「何だ?」と思い、忘れないうちにメモ。

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何を作っていたときだったか、気がつくと、その音楽家3人組は体育館のような場所で、壁のビニール状の覆いをひっぺがしたり、それを遠くから紐でV字にするなど走り回って、好き勝手にムチャクチャやっている。それが音楽なのだと。自分も「そうだ、そのほうが断然いい(忘れてた)」と、チマチマやりかけていた何かをぶち壊しにかかる。

from 伊藤高志「Spacy」

LAだったか、とても懐かしい気持ちで街を歩きながら「アメリカにあと、どのくらい居るつもりだい?」と私がたずねると、Mは「ずっと(追い出されるまで)」だと。

なんか、こんな感じの(何通りだっけ、忘れたけど)場所

ギャラリーには、パントマイムかピエロのような化粧をした外国人たちが大勢いて、自分も英語で何かしゃべっている。何をしゃべっていたかは忘れたけど。

from David Bowie「Ashes to ashes」

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以上。こうやって書き留めてみると、しかし、どうってことないなぁ。起きたときは「こりゃ大事、おぼえとこ」と思ったんだけど。はぁ。画像はなんとなく、こんな感じだったような……という断片/イメージに近いやつを、思いつくままに。

最初の音楽家3人組というのは、名前を挙げると、あいのてさんです。次のMというのは、日本人のたしか男性だったと思うけど、女性だったかな、誰なのか自分でも(なぜか「M」としか)よく分かりませんがな。

2017年7月12日水曜日

ゆるゆる英語サロン

初期のチラシ
岐阜市内のビッカフェで昨年から始まった「ゆるゆる英語サロン」の試みが、おかげさまで続いておりまして。当初は洋書やエッセイなんかを文法解説しながら読む、みたいな感じでしたが途中ポシャリかけて、不定期開催(ほぼ月いち)となった最近はすっかり英語 Joke サロン。

ここんとこ蒸し暑いでしょ、だから準備するの面倒だなぁと思うこともあるワケですが、ここが Joke のすごいところ(当社比)で、ネタ選んでワープロ打ち始めて「ぷっ」と自分で吹き出したらOK、あとはもう面倒じゃない。しょーがねーなー、なんて笑ながらスイスイ、てなもんで。大概のことどうでもよくなるっていうか。日々の暮らしや仕事もこうありたいですな。何なんでしょう Joke/笑いの、この力。

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前回 7月8日(土)15時〜 は、常連の三人娘+お初の Hちゃんの計4名の参加者で。なんとなく各人にベスト Joke のアンケートも初めて、とってみたのでその紹介がてら。A3びっしりの Joke の中から例えば(↓)こんなの。

Peter: Mommy, Mommy, There’s a big dog, and he’s bigger than an elephant!
Mother: Now, Peter! You know I’ve told you a thousand million times not to exaggerate! 
ピーター:母ちゃん母ちゃん、おもてに大きな犬がいるよ、象より大きいよ!
母:ピーター! 話を大げさにしちゃいけないって、いったい何億回いったら分かるの!

Mちゃんベスト。しょうがないですな。たわいもない。この、たわいもなさがいいんだけど「大きくなったなぁ、坊主!」「小さくなったら、なくなっちまうじゃねーか」みたいな。それに比べりゃ、英語は三桁ずつちゃんと括りが変わり(1 thousand =1,000 / 1 million=1,000,000)日本語の百万億倍わかりやすいなんて話はこの際、野暮ってことで。

英語はまだまだ外国の言葉ですから、習慣なんかの違いもあり。ものの本によると訴訟大国アメリカは弁護士の数も日本と比較にならず、何かあるとすぐ訴え/訴えられて。言い訳させたら日本一の(アメリカだろが!)弁護士先生、大活躍だそうで。

What would you do if you found yourself in a room with Hitler, a terrorist, and a lawyer, and you had a gun with only two bullets?
I would shoot the lawyer twice. 
ある部屋にあなたが、ヒトラーとテロリストと弁護士と一緒に閉じ込められ、拳銃に弾が二発だけ入っていたとします。誰を撃ちますか?
弁護士を二度撃ちます。

Rちゃんベスト(↑)残酷ですな女子は。平気でこういうの選ぶ。きっと実際にも撃ち殺したい奴がいるんですな(ホントかいな)……それに比べりゃ、仮定法の説明なんざ屁みたいなもんで。

人種ネタも Joke の定番ですが、Yちゃんベストはこちら(↓)アイルランド人ネタ。ウィスキーの本場でもあり、結婚式と葬式の違いは後者のほうが一名だけ(死んでる奴のぶんだけ)呑んだくれが少ない、という土地だけに……

Q: Why wasn't Jesus born in Ireland?
A: He couldn't find 3 wise men or a virgin.  
Q: なぜキリストはアイルランドに生まれなかったのか?
A: 賢者 3人も、処女 1人も、見つけられなかったから。

荒れてますなぁ。Yちゃんも大いに親近感?(失礼)……とはいえ「東方の三博士(賢者)」については私が逆に、教えてもらったんだっけ? 最近の若者はマンガやドラマで意外なこと知ってるから、うっかりできねぇ。そして最後、Hちゃんベストは(↓)これだったよね。

What’s the difference between a wife and a terrorist?
We can negotiate with terrorist. 
妻とテロリストの違いは何か?
テロリストとは交渉の余地がある。

Joke の名脇役「テロリスト」がだんだん、いい奴に見えてきたりなんかして……要するにさ、女性、みんな(↓)ニコニコしてるけど怖いってことね、本性。真ん中でオレちょっと怯えてる感じするのも、そのせいだな。それにしてもSNOWアプリの一人だけ、まー似合わないこと似合わないこと(なかなか認識してくんないし)おもしろかったです、サンキュー参加者のみなさん&ビッカフェ!


そんなこんなで、やってます。ゆるゆる英語サロン@ビッカフェ。お代 500円+ドリンク実費で(定員 5名まで)どなたでもお気軽に銅像。次回の予定はビッカフェTwitter などで!




2017年7月6日木曜日

はなうたが聞こえてきそうな

はなうたが聞こえてきそうではないですか、これ。……あんまりヌードが続くのもどうかと思い、迷ったんですが左側(↓)寝転がってるデッサンの雰囲気が好きで、つい投稿。たまたま位置もここしか残っていなかったのが、よかったのか?


絵の出来/不出来でなくて、“感じ” としか言いようがないけど。ね、描きにくいアングルだし、造形としてはどうにも変な。でもまぁ、やはりポーズなのかな、なんか美術っぽくなくてカジュアルな。ちょっと笑っちゃうような。キュートさ。

まぁヌードそのものがキュートなんだけど、もともと(“素” といえば、これほど “素” なものもなく)。正直あんまり私「エロス」とか考えたことなくて、毎回、描いててノルのは断然そのキュートさ。それを絵にしたいと思うわけで。動物や鳥や魚や昆虫や、子供のキュートさも似てる気がするよ基本。それと「美」が共存するのが芸術って、おもしろいですな。

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地元の大垣市スイトピアセンターで毎年、行われている「デッサン講座」6回シリーズの前半が終了。今年は午後バタバタすることが多いため、午前の部に参加中でござる。